ロマンチスト
まったくもって許しがたい。 資本主義の犬どもがアキバ系男子の懐を狙ったのだろうが、 我らの聖地にフーゾクなどというけがらわしいものを持ち込むなんて 嘆かわしい限りだ。 いくら、我らがにょしょうに縁がないからって・・・ そりゃあ、我らは現実のにょしょうに縁はない。それは認めよう。 だからって、そんな夢も希望ないところで身を汚すのはもってのほか。 我らにだって夢も理想もある。むしろ、そのへんのチャラ男よりずっとある。 あんまりバカにしないでもらいたい。 ああ、まろん同盟さん、いつ見てもかわいいなあ。 光り輝いてるよ。まさに掃き溜めに鶴。 その表現だと自分もゴミになっちゃうけどこの際構わない。 はじめて見た時はかわいい女の子だと思ったっけ。 男の子だと聞いた時も驚いたけど、まだ中学生だと知ってますますびっくりした。 それからは一部で伝説の同人作家さん。 思い切って、ファンですって名乗り出た時 はにかんで、とてもうれしそうに何度も頭を下げてくれたなぁ・・・。 かわいかったなあ。ほんとにかわいかった。 この自分にあんなにうれしそうに接してくれるにょしょうがいるだろうか。 いいやいない。考えるまでもなくいない。 ああ、髪形とか、格好とか、もうちょっとどうにかすればいいのに。 あの長い前髪をピンで留めてあげたい。 お洋服を買ってあげたい。 でも、そこがかえっていいんだ。新鮮で。 全然世の中の汚い風に当たってませんって感じで。 あのかわいい人が、あの、ちょっとエッチな百合本を、 どんな顔して描いてるんだろう・・・。 いや、まろんたんはおなにぃなんかしない。絶対しない。 ちょっとムズムズっとくらいはするかもしれないけど・・・ まろんたんはしない! それに、まろんたん、彼の描くなぎさタンにちょっと似てるんだよな・・・。 作者の思い入れのあるキャラクターは本人に似るって言うけど、ほんとにそう。 まろんたんも、こんな恥ずかしそうな顔するんだろうか・・・。 「電気消して」なんていうのかな・・・。 気持ちよくなったらシーツつかんだり・・・ああ、まろんたん・・・。 あのかわいい顔をちかくでよく見てみたい。 いつも恥ずかしくてよく見れないから・・・。 あの白い肌に顔を埋めて匂いをかいでみたい。 まろんたんは汗かいてもくさくなったりしない。 きっと、ふんわり、お菓子のような甘い匂いがするんだ・・・。 今日こそ、思い切って、オフ会に誘ってみようかな・・・。 そう、純愛、これでござる。夢も希望もまだここにあるのでござるよ |
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