大事なのは愛ですから


ふぁ〜すごいや。

興味本位で買ってみたBL小説だけど、思った以上に激しかった・・・。

最近の女の子ってこんなの読んでるんだ・・・。
うらやまっ・・・いやいや。
熱く焼けた肉の杭とか・・・そのへんの官能小説より過激なんじゃないかな。
そりゃ適わないはずだよ・・・。
ボクらの書いてるのが入り口付近でもぞもぞとしたら
奥までガンガンって感じだもん・・・(下品)

恥ずかしいけど、ちょっと興奮しちゃった。性的な意味で。

でも、こんなハードコアなこと、実際やったらすごいいやがられるよねぇ・・・。
火讐くんなんて絶対怒るよ。想像するのも恐ろしいよ・・・。

でも、ちょっとくらいなら、やってみたいなって気はある。

一応百人斬りってことになってるのに、あんまり流されっぱなしだもん。
まあ、百人斬りが嘘だってのはとっくにばれてると思うけど(汗)

よし、やってみよう。怒られない程度に。


「か、火讐・・・その、なんだ・・・」
「なんすか。はっきり言ってくだせえ」
「う・・・・・・」

言え。言うんだ。

「お前の・・・ごにょごにょ・・・は・・・」
「?なんすか。聞こえないっすよ」
「だから・・・・・・は・・・」

ああん、もじもじしてたら言葉責めにはならないのにぃー。

どうしよう。あにゃるとか、いえないよお・・・。
で、でもこんな場合、ア○ルよりもっと陵辱の響きのある単語がいいかな??
えーーと・・・ケ○○○コ・・・?

あ、今、自分でも知識だけは無駄に豊富なオタだってことが嫌になった。

「ケ、・・・」
「け?」
「うっ・・・な、なんでもないっ。入れるぞ、火讐!」

結局言えなかった!

うっ・・・うっ・・・ボクってほんとにだめだぁ。
短小で早い上に技もないなんて・・・。

またもや、「兄貴、言葉責めにチャレンジして挫折するの巻」だよ。
あ、明日こそはきっと!明日に備えて帰ったらネットで下調べしよう・・・。
ますます無駄に知識豊富になるだけの気がするけど・・・。

「兄貴・・・」

ん?なんですか火讐くん。

「兄貴のコレ、ほんとにかわいい・・・食っちまいたい・・・
食べてもいいですか?」
「あ・・・やだ・・・」

て、なにやってんのボクら。

「ピンクでかわいいっすね・・・あんまり自分ではしないほうっすか?」

ひぃぃ、火讐くん、それ、だめぇぇ。

「や、ばかぁ。言わないでぇ!!」 

むしろ、されそうな勢いです、言葉責め。




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