一番大事なこと


いや、あれは、ない。ない・・・よね?

見る気はなかったんだよ?全然。興味ないし。
でもね、あまり性質の良くない舎弟さんたちが大喜びで観ていた
洋モノAV、ちらっと目に入っちゃったんだ・・・。

CGだよね?あれ・・・。
まさか、ありなのかな・・・?
あるのかな・・・まさかあれが外人さんの普通なのかな?

「か、火讐、すまん。がっかりしただろ・・・?」

別に必要はないと思うんですけど、なんとなく謝りたくなっちゃった。

「いいんす。兄貴のならいいんす」

火讐くん、すがすがしい笑顔できっぱりと答えてくれる。

「火讐・・・」
「そんなもんどーでもいいんです!兄貴だからいいんです!」

火讐くん、いい子過ぎるよ!!

「ついてりゃいいんです!正直オレに屹立してくれればそれだけで!」

・・・いい子、なのか?

「兄貴のちいさなアレは癒しグッズですから!兄貴のチャームポイントですから!
むしろアレがないともう安眠できないというか!」

毎度の事ながら、熱弁すればするほどボロクソになっていくよ火讐くん・・・。
でも、もう慣れた!
火讐くんの言葉には愛があるからいいんだ。



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