「ああ、兄貴！兄貴」

『なつかしのあの時を再現プレイ』なんだけど、ノリノリだな、火讐くん、

「兄貴、兄貴、もっと、強く抱いてくだせぇ！」

燃え方が違うなぁ・・・ちょっとジェラシー感じちゃうよ・・・。

でも、うん、ボクもそろそろ言葉攻めのスキルが育ってると思うし、頑張ってみよう！

「火讐、お前、自分がどんなに淫らな顔してるかわかってるか・・・？
すごく・・・いやらしくて、そそる顔だ・・・」
「言わないでくだせぇ・・・」

なに？今のBLみたいな台詞・・・。
で、でも、火讐くんすごい反応良いし、喜んでもらえたのなら、いっか・・・。

「もっと、見せてみぃ・・・かわいいお前の一番そそる、かわいい姿を・・・」
「はぁん！」

わ、火讐くん、感度上がったような気がする！
言葉の力ってすごい。

「ぴちぴちと魚のようにしなやかで良く跳ねる・・・なんて素敵な体なんだ・・・今夜はお前に溺れていたい・・・」
「は、は・・・頭がボーッとしてきて・・・もう、なにがなんだか・・・」
「へんになれ、オイが受け止めてやるから、ヘンになっちまえ！」
「ああ・・・っ」
「かわいいぞ、火讐」
「兄貴！兄貴のおっきいの・・・いや、」
「そこは言いなおさんでよい」

て、変わってねぇぇぇ！(泣)