恋人はアイドル


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+まろん同盟ぷろふぃ〜る+ 

身長:ちょっと高め 体重:ぽっちゃりめ・・・かも!?
スリーサイズ:これからうんと成長しちゃうから!
好きなもの:みるく味のお菓子・かわいいグッズ

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なにひとつ嘘はついとらん。真実だ。
真実をお菓子のような甘い言葉でくるんで萌えに変換する才能、
素直に尊敬するぜ。

カタカタカタ

みかん100%:[まろん殿・・・ぶっちゃけ、まろん殿は元カノ何人いるのでござるか]
まろん同盟:[えー・・・ヒミツ]

「何人も何も、ゼロだろ」
「ちょ、茶越くん、余計なこと言わないで!」
「オレもFC入ろうかなー。月一チャット参加してー」
「だめだよ。彼氏ができたことはくれぐれもナイショにするように言われてんだから」
「なんで?」
「アイドルはまっさらでないといけないって」 

団吾のことだ、きっと流されてしまったんだろうな。
まっさらどころじゃないくせに。

カタカタカタ

めろん100%:[まろんたん、今日の下着何色?]
まろん同盟:[白だけど、あんまりヘンなこと考えちゃだめだよ?]

「実際白のブリーフ派だよな」
「期待されてるのはきっと・・・股下浅めの女物だよ・・・」

オレもそんな気がする。

「その中になにがあってもいいわけだ?」
「そこは想像で補うって」
「ま、中にあるのも可愛いけどな」
「だーかーら、そういうこと言っちゃだめだって・・・あ、また」

腰に伸ばしたオレの手を軽くつねりながらPCに向き直る。

カタカタ

ばなな100%:[まろんたんでもエッチな本読んだりするの?]
まろん同盟:[へんなことばっかり聞かないで・・・へんな気分になっちゃう・・・]

「茶越くん・・・だめ・・・」
「なんで?」 
「赤ちゃんできちゃう・・・」
「あほかっ」

顔を見合わせて、笑いあった。

「オレとお前の子ならめちゃめちゃかわいいから大丈夫」
「なにが大丈夫なんだか。男の子はすぐそういうことを言うんだから・・・」
「お前、なりきりすぎだ」

とりあえず、キーボードを叩ける理性さえ残ってりゃ問題ないよな?
全国(?)のまろんたんファンの方々、ごめんなさい。
不肖茶越樽人、皆さんの前で、皆さんのアイドルと
姫始めに突入させていただきやっす!
あ、最後ちょっと舎弟口調になったな。なんかむかつく。ま、いっか☆




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