メリークリスマス!


「火讐くん・・・甘いもの、好きじゃないよね・・・?」

火讐くんへのクリスマスプレゼント、いろいろ迷ったけど、やっぱり本人に聞いてみようってことになって・・・。

「兄貴のなら喜んで食べます」

火讐くんったら、「ボクが欲しい」って・・・。
そんな元手のかかっていないものでいいの?
じゃあどんなシチュがいい?ってたずねたら、まさかこんな・・・。
萌え漫画のヒロインのサービスショットそのままに、頭には真っ赤なリボンを巻いて、全裸になってクリームつけて・・・。
こんな姿・・・恥ずかしすぎる・・・。
第一、攻めがやるのはギャグだよ・・・火讐くん・・・。

「じゃあ、遠慮なく」

しかもそれを喜んで受け取る受けなんて見たことないよ・・・。
さすが火讐くんだよ・・・。

「まずは一番美味そうなところから・・・」
「ひゃん!」

乳首に吸いつかれた。
愛撫というよりただクリームを舐め取るだけの舌の動きが、なんだかとってももどかしい。
ていうか、ボクいつのまにこんなとこが感じるようになっちゃったんだろ・・・。
これって攻めに必要かな?

「ん、甘い・・・甘いもん得意じゃないけど美味いっす・・・」

舌なめずりをする火讐くんの男っぽさにどきりとする。
ボク達ほんとに乱れてるよね。幸せだからいいけど。

「もっと食べたい・・・甘ったるいソースかけの兄貴・・・」

乳首を存分に舐めまわした後は、肩に、お腹に、あちこちを舐めとっていく・・・。
あられもない声を上げてしまい、顔から火が出そうになった。

「兄貴かわいい」

ぞくぞくするほどセクシーな声で、火讐くんが耳もとで囁く。
そのまま生クリームの味のするキスをする。

「ん・・・もっと・・・」

もっと甘くて美味しいの欲しくて、火讐くんの口の中を舌で執拗に掻き回す。

「ん・・・っ・・」

その間も火讐くんの手は休まず、固く尖った乳首を摘んだり、捏ねたりクリームのぬめりを使って弄ぶ。

「・・あっ・・あ・・・」

あ、あ、腰が浮いちゃってる・・・。
火讐くん、はじめてそれに気づいた様子でにやりと笑った。

「あ、ちゃんとローソク立ってる」

顔を近づけてまじまじと眺めてる。
恥ずかしくて顔を覆ってしまいたかった。

「かわいいローソク・・・」

言いながら、ボクのそこへやんわりと舌を滑らせる。
やっぱり、クリームを舐め取るだけのゆるい動き。

「うっ・・ん・・もうっだめっ・・・・」

攻めにあるまじき声出しちゃった!今更だけど。
火讐くん、ちょっと舐めただけで、名残惜しそうに口を離した。

「兄貴のローソクでオレの中掻き回してくだせぇ」

おねだりする君のツヤッツヤッの目は殺人兵器。
いや、むしろ殺珍兵器(下品)

荒い息を整えながら、のしかかってくる火讐くんをしっかりと抱きとめる。

「ち、ちっちゃくてゴメンね・・・」
「今更なにを」
「ちょっと!」

顔を見合わせて、笑いあった。
あ、あ・・・ボクの、入っていく、どんどん、火讐くんの中に・・・。

「兄貴のローソク・・・熱いです」

先ほどとはまた違った色っぽい声が熱い吐息と共に耳の中に吹き込まれる。

「ちっちゃくて熱いのキモチいいっ・・・」

ボクも気持ちいい。頭がおかしくなりそうなくらいに・・・。

「ちょうど冬だし・・・ピンポイントで尻があったまって・・・」
「だから、いちいちちっちゃいの強調するのやめて(泣)」

火讐くん、ほんとにボクのちっちゃいの好きなんだね・・・。
今日は世界中でいろんな人たちがいちゃいちゃいちゃいちゃしてるんだろうけど、こんなCPはボク達しかいないかもね・・・。
ボクらは幸せです。ありがとう。
誰にって訳じゃないけど御礼を言いたい気分。

幸せなボクらから、世界中のみなさんへ、メリークリスマス。




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